2006 桜花心療クリニック TEL 099−213−1020

診 療 内 容
3 女性特有の悩み ( 更年期障害 育児ノイローゼ 月経関連 産後うつ )
 女性特有の症状として、マタニティーブルー、産後うつ、月経前症候群、月経前不機嫌性障害、更年期障害等があげられます

 更年期とは、閉経前後の数年間を言い、この時期は卵巣機能の低下の為、冷え、肩こり、動悸、めまい、全身倦怠感、イライラ、抑うつ、不眠といったさまざまな症状がみられるようになります。これを更年期障害と言い、主にエストロゲンの低下によるものと考えられています。この時期には加齢による容姿の変化、子供達の独立、夫に対する気持ちの変化、さらには近親者の介護が始まったりと、精神的な負担が大きくなります。このように更年期は女性にとって心身ともに揺れ動くため、うまく乗り切ることができないと不安が強くなったり、うつ状態におちいることもあります。誰も相談できず一人で悩んだり、必要以上に我慢して、症状を悪化させてしまうこともあるようです。

 月経前症候群(PMS)月経前不機嫌性障害(PMDD)とは、月経7日〜14日前に出現し月経開始後1〜2日で軽快する、周期的な身体と気分の症状です。身体的には、腰痛、乳房痛、頭痛、下腹部痛等で、精神症状として、抑うつ、イライラ、不安、焦燥感、集中力低下、不眠などがあげられます。原因としては、女性ホルモンの急激な変化によるものと言われています。PMSとPMDDの違いは、PMDDの方が重症であり、日常生活に支障をきたすようにもなるということです。特に精神症状が顕著に現れ、時に希死念虜がみられることさえあります。

 これらの2つの疾患に加え、産後うつや育児ノイローゼは症状が重ければ、抗うつ薬を使用した治療が必要になります。

 しかし、これらの疾患に伴う症状は、女性であれば誰でもが経験する可能性があり、周囲のサポートがあったり、うまく気分転換がはかれれば、慢性化したり重症化することは少なくないと思います。「行動がうつを治す」といった言葉があるように、お喋りやお洒落、軽い運動が役に立つ事があります。

 当院では、女性心理士によるカウンセリングや、アロマテラピーを行っています。更年期障害治療薬として認可を受けているプラセンタによる治療も行っています。


 プラセンタは美肌にも効果が期待できることから、化粧品の材料としても使用されており、身体に良好な変化をもたらすことで、抑うつ感が軽減する事も考えられます。

 カウンセリング、プラセンタ、アロマセラピーといったものを併用することで副作用もほとんどなく、かなりの効果が期待できると思います。

 当院ではアロマセラピーを知っていただく為に、無料期間をもうけ治療の一環として行っています。

お気軽に御相談ください。

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